ぽちぽち あそぶログ

小説、漫画、アニメ、映画などさまざまなジャンルを徒然語るブログ

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【レビュー】 「歩兵の本領 」 浅田次郎 著

 世界一奇妙な軍隊・自衛隊。高度成長期、若者たちの苦悩と涙と笑いを集めた筆者の体験を基に描かれた短編集。
 時代に取り残されたパラレルワールドのような自衛隊で、暴力や理不尽がまかり通る一見辛く悲惨な世界であるが、なぜかユーモアと温かみを感じさせるエピソードのバランスが絶妙。見ていても、素直に物語に入って行けます。


「歩兵の本領 」 浅田次郎 著
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【レビュー】 「孟嘗君(5)」 宮城谷昌光 著

 いきなり魏の宰相に迎えられた孟嘗君。そこから義により世の秩序を守り庶民の平和を重んじる孟嘗君の活躍がはじまる。大抜擢に世が驚かされたが、魏君の期待に見事にこたえた孟嘗君はやはり稀代の英雄であり、有名な「鶏鳴狗盗」や馮驩の活躍など周りばかりが目立ち、孟嘗君の活躍は一見地味に見えるが、信義・行動力・人の掌握力など無形の力による影響力と言う意味では一国の君主をも凌ぐ力を持っていたというのはあながち間違いではないと思います。ただ、著者もあとがきで述べているとおり、著者の白圭への思い入れが強く孟嘗君の話というよりは白圭が主人公といった感は最後まであります。


「孟嘗君(5)」 宮城谷昌光 著

☆☆☆

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【レビュー】 ドラマ 「チーム・バチスタ2 ジェネラル・ルージュの凱旋」

 同タイトルを主演 田口役を伊藤淳史、白鳥役を仲村トオル、そしてジェネラル速水役を西島秀俊でドラマ化したバチスタの第2作目。今回の舞台は、現代医療の最前線「救命救急センター」。一瞬の迷いや判断ミスが命取りになる現場、さまざまな問題を抱えた患者、いつも緊張にさらされているスタッフなどを統括するジェネラル速水。彼に浮上した疑惑を田口、白鳥コンビが調査するというストーリー。
 前半は救急医療に着眼した普通の医療ドラマのような展開ですが、後半は病院と代理店の癒着構造や救急医療の制度的問題点など現代医療に潜む問題点をえぐりだすバチスタならではの展開で非常に楽しめます。1作目と同様に原作より政治的駆け引きは少なめですが、サスペンス的な要素は少し増えています。ただ、1作目のようにやたら殺人がおきる原作を無理やり延長したような不自然な展開はなく、比較的自然なストーリーという点では1作目より良いです。


ドラマ 「チーム・バチスタ2 ジェネラル・ルージュの凱旋」

☆☆☆

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【レビュー】 「孟嘗君(2)」 宮城谷昌光 著

 偶然の積み重ねで斉の貴族の赤子(後の孟嘗君 田文)を育てることとなった在野の士、風洪。秦を覇者に導く公孫鞅との交流に加え、孫子の兵法の孫ピン、魏の名将龐涓など次々に戦国を彩る奇才との交流を深める。
 公孫鞅の改革は低空飛行ながら軌道に乗り始めます。公孫鞅の活躍は、実話への肉付けが適度で、よいリアルさを出しており見ごたえがあります。一方、多難の風洪は学問の道に行くと思えば次は名を白圭と変え商人へとめまぐるしく立ち回り、そこで見せる揺るぐことのない仁義という心の芯が人々をひきつけるのは分かりますが、戦国のメジャー級とたびたび交流を深める様子は作り話にしても出来すぎです。


「孟嘗君(2)」 宮城谷昌光 著

☆☆☆

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【レビュー】 「孟嘗君(1)」 宮城谷昌光 著

 中国の戦国時代で任侠と信義を貫き、人望を集めた「孟嘗君」田文の物語。1巻は斉の貴族の子として生まれた田文が生まれが不吉との父の命で殺されかける。運よく死から逃れた赤子の田文は運命の養父風洪に助けられる。かくして田文は風洪に育てられることに。一方、風洪は無頼の生活から妹の縁で知り合った公孫鞅と秦へ行くことに。この公孫鞅こそ100年後の秦の始皇帝が天下を統一する原動力となった中央集権国家を作り上げる人物であった。
 とりあえず、孟嘗君は前半少しでていらい養父風洪とさらに言えば公孫鞅を中心に話は進みます。ただ、公孫鞅ですら小人物に見える風洪、実在すれば凄い人物ですね。ただ、この風洪がいるおかげで楽しみながら戦国時代の風土、各国のあらましが分かり中国の戦国時代を知らない人でも読みやすいと思います。


「孟嘗君(1)」 宮城谷昌光 著

☆☆☆

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【レビュー】 「プリズンホテル 春」 浅田次郎 著

 シリーズ第4作。文壇最高の賞「日本文芸大賞」の候補にまでなった極道小説家の木戸孝之介。その最高の賞発表前日に再びプリズンホテルへ。そこではさまざまな人々が珍騒動を繰り広げながらも物語は笑って泣ける大団円へ。
 相変わらずの珍騒動の1泊2日だが物語が終わるころにはちゃんと収束しているところが見事です。ただ、今回はシリーズの話も収束させなければならない分書ききれない部分もあったかな。実の母子、叔父と甥というわだかまりのあった関係についてはもう少し充実させて描いたうえで大団円に導いて欲しかったところです。


「プリズンホテル 春」 浅田次郎 著

☆☆☆

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【レビュー】 「プリズンホテル 冬」 浅田次郎 著

 シリーズ第3作。血まみれのマリアと異名を持つ看護士、、天才登山家、患者を安楽死させてしまった医師、リストラ直前の編集者、自殺願望の青年など相変わらずいろいろな問題を抱えた人々が集うプリズンホテルは健在。
 本作は、4部作の3作目ということもあり、それぞれが持つ内外面の問題が顕在化し、苦悩するという場面がクローズアップされています。ただ、これだけ問題を抱えた人々をハッピーエンドに導けるのか最後となる4作目が楽しみです。


「プリズンホテル 冬」 浅田次郎 著

☆☆☆

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【レビュー】 「プリズンホテル 秋」 浅田次郎 著

 売れっ子の極道小説家の木戸孝之介が主人公のシリーズの2作目。おなじみ大曽根一家御一行と、酒癖の悪さで有名な警視庁青山警察の慰安旅行のバッティング、元アイドル歌手とその愛人がお忍びで現われたりと、何でもありの温泉宿の一泊二日。
 とにかくヤクザと警察という最凶のバッティングからして波乱の展開。ただ、前回同様カオス的な状況から訪れる人々を幸せにするというプリズンホテルのマジックは健在です。


「プリズンホテル 秋」 浅田次郎 著

☆☆☆

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【レビュー】 機動戦士Zガンダム Volume.4

 ジャブローへの降下作戦が始まり、ガンダムMk-2で出撃したカミーユが謎のMA・メッサーラの襲撃に苦戦する第11話「大気圏突入」から、第14話「アムロ再び」を収録。
エゥーゴの地球への降下作戦、そして舞台は地球へ。ホワイトベースのクルーが続々登場し、満を時してアムロの再起ティターンズとエゥーゴの抗争も本格化し内戦へと発展する中、シャア、カミーユ、アムロそれぞれの立場でそれぞれが動き出す。物語の展開も加速し始めます。


機動戦士Zガンダム Volume.4

☆☆☆

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【レビュー】 ドラマ 「ガリレオ」

 福山雅治主演のミステリードラマ。共演は柴崎コウ。原作は東野圭吾の『探偵ガリレオ』、『予知夢』。福山演じる物理学者・湯川学が、「すべての事象には理由がある」との観点から事件の謎を解明していく物語。
 通常の刑事物とは異なり心理的な動機や人間観察による洞察などは無視して、物理的な矛盾や疑問点から犯人のトリックを見破るという一風変わったドラマ。森博嗣の小説とも通じるところがあります。物理的に疑問に思うところや少し無理のある展開も見受けられますが、それを補う福山雅治と柴崎コウの凸凹コンビによるキャラクター付けで、人情と知性のぶつかり合いは妙に息が合っていて面白い。

ドラマ 「ガリレオ」

☆☆☆

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【レビュー】「イノセント・ゲリラの祝祭 (上・下)」 海堂尊 著

 「チームバチスタの栄光」シリーズの4作目。いよいよ作品は1病院に潜む問題から国の医療制度に潜む根本的な問題へと舞台を移します。主人公の田口が白鳥の牙城、厚生労働省へ乗り込む?(引きずり込まれる)展開で、厚生労働省の会議を舞台に田口、白鳥のコンビが活躍します。
 リズミカルでコミカルなテンポ、シリアスな展開という2大要素は健在です。ただ、医療制度という物語の性質上、難しい話が多く、物語の後半の論述戦は少々つらいものがあります。ただ、取り上げているテーマ・問題から考えるとそれでも判りやすく説明しているのでしょうが、一度で理解するのは困難です。まあ、論戦の内容を十分理解していなくてもストーリーの理解には問題ないので、次作も十分普通に読み進められると思います。国の医療制度へと大きく広げた大風呂敷をどのような形で決着させるか次作の田口、白鳥の活躍に期待させられます。


「イノセント・ゲリラの祝祭 (上・下)」 海堂尊 著

☆☆☆

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【レビュー】「車輪の下」 ヘルマン・ヘッセ 著

 ヘルマン・ヘッセの自伝的小説。少年は周りの大人の期待と自分の期待によって少年時代を犠牲にして勉強に励み、難関の神学校に入る。しかし、そこでの束縛された生活はそんな少年をさらに追い込んでいく。
 全くの自伝ではないのだが、ヘッセの過ごした故郷と少年時代の雰囲気がとても良く伝わってくる。少年の純粋さとそれが失われていく過程とその描写が著者の繊細な感受性がにじみ出ており、とても切なさを感じる。しかし、結末は意表をつかれ呆気にとられた。



「車輪の下」 ヘルマン・ヘッセ 著

☆☆☆

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【レビュー】「塩狩峠」 三浦綾子 著

純粋な心をもつ青年が自分の命をすてて人々の命を救う。その青年のまっすぐで一生懸命な一生を描く。
生きていく上でこの人のように心を持てればどんなにすばらしいだろうかと思う一方、現実として自分にはできそうにないと感じた。誰もがもつ欲に悩み苦しみ、それを克服して一歩一歩高みに登っていくと同時に、あまり信心深くない私にも信仰をもつことの良い面をよく表現していたのでなんとなくだが理解できた。代表作の『氷点』とはすこし方向性の違う、すがすがしい物語でした。


塩狩峠

☆☆☆

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【レビュー】「ジェネラル・ルージュの凱旋(上・下)」 海堂尊 著

 ナイチンゲールと時間軸を並行して展開するバチスタの続編。今回はサスペンス的な要素は影を潜め、裁判物のように田口がジェネラルルージュ速水を弁護するような展開。
 収賄容疑を掛けられた速見を無事窮地から脱出させられるかという院内の政治力学的要素の強い話しながら、変わらず軽快なテンポで前作までとは違った魅力を見せてくれました。また、救急の現場という実態と理想のギャップという問題も表現しておりシリアスな面も健在です。


ジェネラル・ルージュの凱旋

☆☆☆

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【レビュー】「播磨灘物語(1~4)」司馬遼太郎 著

播磨灘物語司馬遼太郎

 平成26年のNHK大河ドラマ「軍師官兵衛」の主役。戦国時代に豊臣秀吉配下の武将として活躍、竹中半兵衛と並び称される知将、黒田官兵衛の物語。秀吉の軍師としての活躍が有名であるが秀吉配下前後の活躍もなかなか魅力的です。また、半兵衛よりも長生きした点とわずかにあくの強い性格(二人とも無欲なほうではあるが)であるため、より人間らしく個人的には黒田官兵衛のほうが好きである。
 さすがに戦国時代を生き抜いただけあり、人生は波乱に満ちており、また抜け目なさもあるが、晩年になってもなお天下を狙っていたところなどが、無欲と野望が混在した面白い人物像に描かれており、その辺の性格設定が非常に面白いと感じた。



 ☆☆☆

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プロフィール

ぽちぽち

Author:ぽちぽち
小説(歴史物がやや多め)やガンダム等のアニメ、映画(アクション物多め)を中心に見てます。
司馬遼太郎、陳瞬臣、村上春樹、宮城谷昌光、などがお気に入りです。

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