ぽちぽち あそぶログ

小説、漫画、アニメ、映画などさまざまなジャンルを徒然語るブログ

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【レビュー】「バガボンド(37)」 井上 雄彦 作

剣に生き、鬼と化すーー。土に生き、土に死すーー。一世限りの孤独な鍛錬を、現世の剣に活かす武蔵と、後世の土へと託す秀作。理解し合えぬ二人の生き様は、か弱き稲の命を介し、やがて交叉し、予期せぬ実を心につけてゆく。
 田を耕し弱さを見つめることで、他人の弱さ、自分の弱さが見えてきた武蔵。今までとは違う新しい境地に到達し、人として大きくなったのは間違いないが、それが剣豪として正しいのか、いよいよ試されるときがきます。


「バガボンド(37)」 井上 雄彦 作

☆☆☆☆
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【レビュー】 「へうげもの(18) 」 山田 芳裕 作

 朝廷と幕府と豊臣の平和的な融合を目指す、織部。難局を乗り越えつつ、数寄に全く価値を見出さない秀忠の指南役に・・・。
 局面は非常に煮詰まってきました。数寄を中心にうまく立ち回ってきた織部にも正念場。結末が非常に気になります。


「へうげもの(18) 」 山田 芳裕 作

☆☆☆☆

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【レビュー】 「草原の風(下)」 宮城谷昌光 著

 幾多の困難な戦いにおいても、劉秀の周りには、磁力に引き寄せられるように名将が集まり、天下統一をたすけてゆく。臣下への思いやりを忘れず、民に寄り添った名君・光武帝。最も平凡に見えて最も非凡な天下統一の物語、全三巻堂々完結。
 河北の地を手にし、長安・洛陽周辺の有力者が潰し合う状況を悠々と望む状況になり、天下が届く位置に到達する。そうした際に数々の権力者が陥る権力への執着や高みに上ることによる盲目さが、劉秀に限ってはほとんど見られないことが驚きです。よほどの教養と周りへの気配りによってなされたものか、天性のものなのか、そういった意味で領土の拡大などの覇を唱える面で目立たないため地味に見えますが、その内容は徳により天下を修めるという王道を実現した中国皇帝の中でも数少ない名君といえます。 ただ、小説的には終盤に説明書きが多く感情移入しにくい点が残念でした。


「草原の風(下)」 宮城谷昌光 著

☆☆☆☆

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【レビュー】 「草原の風(中)」 宮城谷昌光 著

 王莽の暴政に耐えかねた兄とともに挙兵した劉秀。次兄、姉ら、肉親を喪いながらも、官軍との熾烈な戦いを重ねる。鮮やかな戦いぶりと、その叡智に引き寄せられるように、劉秀のまわりには多くの武将、知将が集まり始める。
 王莽へ反乱は一見成功したが、劉秀にとっては兄を謀殺され、自分も辺境へと追いやられるという苦難の道であったが、その苦難を乗り越えたからこそ、人物の深見、威厳が備わったなのだと思います。項羽と劉邦の戦いの際、韓信が趙・燕・斉と転戦して斉で半独立する事績と非常に似ていますが、決定的な違いはトップの徳というものに尽きると思います。輝き始めた劉秀の人的魅力を最終的にどう成熟させていくか下巻が楽しみです。


「草原の風(中)」 宮城谷昌光 著

☆☆☆☆

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【レビュー】 「草原の風(上)」 宮城谷昌光 著

 高祖劉邦が打ち立てた漢が王莽に乗っ取られ新王朝が樹立した時代、劉秀は前政権の皇族の末裔として生まれる。劉氏といっても履いて捨てるほどいる時代で、地方の衰退した豪族であり通常の世であれば地方の官につくのが精々といったところであったが、風雲の中、漢を再興し、後に後漢の光武帝と呼ばれる。中国で一度、滅んだ王朝を再興させた例は後漢のみ。
 序盤は学問のため上京するなど世の兆しは見えないが、序所に混沌とした世が顔をのぞかせる。その中で劉秀の知識や行動力など見た目の才能ももちろん注目に値するが、才能を相手に意識させない性根の快活さが一番魅力的です。小説を読み進めても、このカリスマ性なら天下を争う人材が集まってくるのも頷けます。三国時代でいえば、劉備の魅力と曹操の知識・行動力のいいとこどりのような人物です。


「草原の風(上)」 宮城谷昌光 著

☆☆☆☆

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【レビュー】 「孟嘗君(4)」 宮城谷昌光 著

 覇権が魏から斉へと移りつつある戦国中期、田文の父田嬰が斉の宰相となり文も頭角を表していく。
 田文が4巻最後でやっと嘗の地を与えられ孟嘗君となるのだが、まだ父の下に隠れた存在であり新の活躍は5巻に持ち越し。そういう意味では、孟嘗君というタイトルであるが、実質は実父田嬰と養父白圭、そして孟嘗君の3者が主人公といっても過言ではない(準主役で、公孫軮と孫ピン)。そのおかげもあり、戦国中期の情勢が分かり易く描かれているので戦国時代の背景など知らない人にも読みやすいと思います。


「孟嘗君(4)」 宮城谷昌光 著

☆☆☆
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【レビュー】「進撃の巨人(6)」 諫山創 作

 エレンの生家に眠る「巨人の謎」を求め、壁外調査に乗り出した調査兵団。そこにはアルミンやミカサらの姿も。順調かと思われた道中、突如としてアルミンの前に「女型の巨人」が現れて陣形を破壊し‥‥。
 女型の巨人の恐怖をしったあとには通常の巨人が可愛く見える。それぐらいのインパクトです。ただでさえ、驚異的な身体能力に加え正確な動きと判断能力。しかし、負けずに立ち向かう調査兵団との死闘が見もの


「進撃の巨人(6)」 諫山創 作

☆☆☆☆

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【レビュー】「進撃の巨人(5)」 諫山創 作

 巨人化したエレンの活躍により、人類はウォール・ローゼのトロスト区奪還に成功する。成功と同時に意識を失ったエレンが目を覚ますと、そこには調査兵団団長、エルヴィン・スミスの姿が。エルヴィンは巨人の謎が眠るとされるエレンの生家への調査を決意。そのためにはエレンの力が必要だと言うが‥‥。
 とりあえず危機を脱しましたが、謎は一向に謎のまま。巨人と遭遇する危険に、謎を知り活路を見出したい欲求と使命感が勝るというのは、人としてすごいですね。その調査兵団をまとめるエルヴィン団長もすごい人物です。調査兵団の団長にふさわしい思慮と行動力、その作戦に注目です。


「進撃の巨人(5)」 諫山創 作

☆☆☆☆

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【レビュー】 「孟嘗君(3)」 宮城谷昌光 著


 商人になった白圭は周へ。そして孫ピンの元に残された文とともに物語の中心は斉と魏の争いに移る。 孫ピンは斉で信頼を築き上げ、足が不自由な身でありががら従軍し大戦果を挙げる。この戦いが有名な馬陵の戦いであり、覇権が魏から斉へ移る分岐点となる。それとは別に養父白圭と別れた田文は実父の田嬰に実子と認められ、田嬰のもとに戻る。田嬰のもとに戻った文は食客と積極的に交流を深め将来の礎を築きあげていく。
 田文は多彩な食客を自らの魅力で引き付け、その人材の力も借りて活躍することになるのだが、食客が田文に引かれる理由に幼少期に白圭などの肉親以外の他人に助けられ育てられた経験から他人の優しさを知ると同時に肉親にさえ捨てられるという人の厳しさを知ることになる。このことが血縁の情に惑わされない、身分、肉親にとらわれない人物鑑定眼と価値観に繋がっていると納得させられる。そういう意味では、一見回り道のストーリーに見えるが、田文という性格を読者に輪郭づけると言う意味で重要な前半だったと思います。


「孟嘗君(3)」 宮城谷昌光 著

☆☆☆☆

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【レビュー】 機動戦士Zガンダム Volume.13

シロッコとカミーユ、ハマーンとシャア、最終激戦の中でそれぞれの雌雄がついに決せられる。第47話「宇宙の渦」から第50話「宇宙を駆ける」までの全4話を収録。
 カミーユは自分の最後を予感しているようにシャアに未来を託すセリフがあり、そしてシャアが姿を現すのは逆襲のシャアの舞台、第2次ネオジオン抗争になる。そこで語られるオールドタイプへの絶望と人類粛清という極端な行動がカミーユと一緒に行動をともにしたシャアの結論というのは複雑な心境です。シャアにとっては、アムロとは常にライバル関係、ハマーンとは恋愛感情もあり単純な関係ではないが、カミーユとは友人のような息子のような対等な関係で接したニュータイプであり深層心理に与える影響は大きいと思います。そうした観点で見てみるとさらに面白みが増します。一応、ティターンズとの決着は付きますが、ネオジオンは漁夫の利を得た形で戦力を温存し、ZZに続きます。
 映画版のZガンダム3部作は直接「逆襲のシャア」へ物語りが続くよう作られており、原作アニメのZガンダムは「ZZ」から「逆襲のシャア」へとづづきます。ZZのストーリーがやや荒いところもあり映画版のZから逆襲のシャアへ続ける方が物語りとしてはキレイですが、ジュドーとカミーユの数少ないやり取りとジュドーのバイタリティあふれるキャラクターも捨てがたいです。個人的には僅差で原作アニメZからZZの流れをお勧めします。


機動戦士Zガンダム Volume.13

☆☆☆☆

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【レビュー】 機動戦士Zガンダム Volume.12

 コロニーレーザーで狙われた月面都市グラナダを守るため、エゥーゴがハマーンに協力を要請する第43話「ハマーンの嘲笑」から、第46話「シロッコ立つ」までの全4話を収録。
 ここにきて3つ巴の戦いにも変化が見られ、ティターンズの劣勢が明らかに。3つ巴の戦いはバランスが拮抗しているとどの勢力も動きが取れずにらみ合いになりますが、一度優劣が付くと動きが一気に加速します。Zの戦いでもセオリー通りここから一気に戦いは収束へと向かいます。シロッコ専用のモビルスーツ、ジオがついに登場。見た目の重厚さとは裏腹の機敏な動きが印象的


機動戦士Zガンダム Volume.12

☆☆☆☆



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【レビュー】 機動戦士Zガンダム Volume.11

 戦闘中に消息不明となり死んだと思われていたレコアがエゥーゴを裏切りティターンズに。その出来事がカミーユやファーらの心に暗い影を落とす。そんな状況とは別に3つ巴の戦いは激しさを増す。
 1年戦争の連邦とジオンのときもそうでしたが、味方であるエゥーゴは新開発のモビルスーツがほとんどなくネモばっかり。それに比べティターンズは可変モビルスーツや強化人間専用のモビルスーツなど多々でてきます。せめてエゥーゴも可変モビルスーツであるメタスぐらいは量産したらいいと思うのですが。


機動戦士Zガンダム Volume.11

☆☆☆☆

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【レビュー】 機動戦士Zガンダム Volume.10

 カバラによるティターンズのキリマンジャロ基地への総攻撃に参戦したカミーユはフォウと再会するが…。第35話「キリマンジャロの嵐」から第38話「レコアの気配」を収録。
 キリマンジャロへのアーガマからへの攻撃中、アクシデントでZガンダムが地球に降下するのだけれども、ただZが単独で地球に降下する能力があるところを見せたかったという大人の事情からとしか思えない唐突な展開でしたね。ただ、ストーリーとしてはカミーユがフォオに再開や、エゥーゴがティターンズへ防戦から積極的な交戦へと移るという重要な局面で見ごたえ十分です


機動戦士Zガンダム Volume.10

☆☆☆☆

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【レビュー】「進撃の巨人(4)」 諫山創 作

 ウォール・ローゼの外壁に空いた穴を修復するため「巨人化したエレンが巨大な岩で穴を塞ぐ」という作戦が開始される。人類の存亡を懸け巨人化したエレンだったが、自我を失い暴走してしまう。エレンはアルミンの必死の問いかけにも反応せず‥‥。
 巨人化の能力を持つエレンは人類にとって希望が絶望かわからない状況ですが、とりあえず希望と信じて突き進みます。諸刃の剣のどちらの刃が出るか、緊迫の展開の連続です。


「進撃の巨人(4)」 諫山創 作

☆☆☆☆

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【レビュー】 機動戦士Zガンダム Volume.9

 アクシズが地球圏に接近してきたが、何の目的でエゥーゴとティターンズのどちらに味方するかなどつかみどころがない上に、戦力的にも侮れないという難しい局面。さらにティターンズでも独自の動きを見せるシロッコ。戦略的な駆け引きが活発化する局面でエゥーゴ内でのシャアの指導者としての素質に期待が集まる中、シャアがそれにどう答えていくか、苦悩と葛藤が見所です。


機動戦士Zガンダム Volume.9

☆☆☆☆

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プロフィール

ぽちぽち

Author:ぽちぽち
小説(歴史物がやや多め)やガンダム等のアニメ、映画(アクション物多め)を中心に見てます。
司馬遼太郎、陳瞬臣、村上春樹、宮城谷昌光、などがお気に入りです。

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