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【レビュー】 「孟嘗君(3)」 宮城谷昌光 著


 商人になった白圭は周へ。そして孫ピンの元に残された文とともに物語の中心は斉と魏の争いに移る。 孫ピンは斉で信頼を築き上げ、足が不自由な身でありががら従軍し大戦果を挙げる。この戦いが有名な馬陵の戦いであり、覇権が魏から斉へ移る分岐点となる。それとは別に養父白圭と別れた田文は実父の田嬰に実子と認められ、田嬰のもとに戻る。田嬰のもとに戻った文は食客と積極的に交流を深め将来の礎を築きあげていく。
 田文は多彩な食客を自らの魅力で引き付け、その人材の力も借りて活躍することになるのだが、食客が田文に引かれる理由に幼少期に白圭などの肉親以外の他人に助けられ育てられた経験から他人の優しさを知ると同時に肉親にさえ捨てられるという人の厳しさを知ることになる。このことが血縁の情に惑わされない、身分、肉親にとらわれない人物鑑定眼と価値観に繋がっていると納得させられる。そういう意味では、一見回り道のストーリーに見えるが、田文という性格を読者に輪郭づけると言う意味で重要な前半だったと思います。


「孟嘗君(3)」 宮城谷昌光 著

☆☆☆☆

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